【記憶に残るNBA】プレイヤー編、2回目はトレイシー・マグレディです。
2000年代のNBAを代表するスコアラーであり、T-MACの愛称でも親しまれています。
また、2017年にはNBA殿堂入りも果たしています。
今回はそんなマグレディが残した伝説に焦点を当てていきます。未だなお人々の記憶に強烈に焼き付いているパフォーマンスを、是非ご覧ください。
マグレディのキャリアを簡単に振り返る
まずはマグレディのキャリアを簡単にさらっていきます。
プロフィール
・生年月日:1979年5月24日
・身長:203cm 体重:101kg
・出身:アメリカ合衆国 フロリダ州バートウ
・出身校:マウントジオン・クリスチャン・アカデミー高校 (ノースカロライナ州)
・NBA歴:1997年-2013年(1997年ドラフト1巡目9位指名)
※2012-13シーズンは青島イーグルス(中国)に在籍
通算成績・スタッツ
シーズン | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|
1997-98 | 7.0 | 4.2 | 1.5 |
1998-99 | 9.3 | 5.7 | 2.3 |
1999-00 | 15.4 | 6.3 | 3.3 |
2000-01 | 26.8 | 7.5 | 4.6 |
2001-02 | 25.6 | 7.9 | 5.3 |
2002-03 | 32.1 | 6.5 | 5.5 |
2003-04 | 28.0 | 6.0 | 5.5 |
2004-05 | 25.7 | 6.2 | 5.7 |
2005-06 | 24.4 | 6.5 | 4.8 |
2006-07 | 24.6 | 6.5 | 1.3 |
2007-08 | 21.6 | 5.1 | 5.9 |
2008-09 | 15.6 | 4.4 | 5.0 |
2009-10 | 3.2 | 0.8 | 1.0 |
2010-11 | 9.4 | 3.7 | 3.9 |
2011-12 | 8.0 | 3.5 | 3.5 |
2012-13 | 5.3 | 3.0 | 2.1 |
通算 | 19.6 | 5.6 | 4.4 |
キャリアを通じて20点近い得点をあげているだけでなく、2002-03,20003-04シーズンには2シーズン連続得点王にも輝いています。
まさにNBA屈指のスコアラーと言えるでしょう。
マグレディの伝説「35秒で13得点」を振り返る
さて、今回の主題である”伝説”は、2年連続で得点王の座に輝き、まさにキャリア絶頂期であった20004-05シーズンに起こります。
2004年12月9日、サンアントニオ・スパーズ戦。
第4Q、残り40秒で8点ビハインドという圧倒的不利な状況から、マグレディは僅か35秒間で連続13得点を記録し、逆転勝ちを収めたのです。
普通であればそろそろ諦める場面、観客も帰り支度を始めている時間帯です。
13得点は全て3ポイントシュート(4連続3ポイントシュート、内1回はファウルももらい4点プレイ)です。まずは衝撃の動画をご覧ください。
驚くべきは、リーグ屈指のディフェンシブプレイヤーのボウエンがマンマークについていたにもかかわらずこのパフォーマンスであるという点です。
スパーズを率いている名将ポポビッチも試合後、「信じられない」と言葉を残しているところからもそれがわかります。
また得点をみればわかりますが、スパーズも最後のターンオーバー以外ミスを犯していないんですね。ファウルゲームにも冷静に対応しフリースローで着実に2点を積み重ねているんです。
それでも4連続3ポイントシュートが最後には勝ったという結果でした。試合を決めたラストショット後のガッツポーズがかっこよすぎますね。
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