【記憶に残るNBA_Vol.9】デビン・ブッカーの史上最年少70得点を振り返る

【記憶に残るNBA】
(引用元:@Getty Image)

【記憶に残るNBA】プレイヤー編、今回はデビン・ブッカーです。

サンズの若きエースとして、入団以来活躍をし続けています。2020年には初となるオールスター出場も果たしました。

今回はそんなブッカーが成し遂げた、驚愕のパフォーマンスを振り返ります。

プロフィール

・生年月日:1996年10月30日

・身長:198cm 体重:93kg

・出身:アメリカ合衆国 ミシガン州グランドラピッズ

・出身校:ケンタッキー大学

・NBA歴:2015年-(1999年ドラフト1巡目13位指名)

キャリア

2015年にフェニックス・サンズに入団すると、ルーキーイヤーから主力として活躍します。

主な活躍

・2016年:NBAオールルーキーチーム(1st)
2018年:スリーポイントコンテスト優勝
2020年:オールスター出場

再建期にあるサンズにおいて、球団の顔としてはもちろん、NBA全体で見ても確実にスターの階段を登っていると言えるでしょう。

2019年1月には、22歳と86日という史上5番目の若さ通算5000得点を達成しています。

(上位4名は高卒のレブロンとハワード、残り2名はデュラントとカーメロというスーパースターの名前が並んでいます)

史上最年少70得点達成

2017.3.24@ボストン・セルティックス戦で達成

70得点自体がアンタッチャブルな記録ですが、達成はなんと2年目のシーズン、若干20歳というとんでもない若さでした。

スタッツ(70得点の内訳)は、『FG17/29、3P4/11、FT24/26』。FG%も60%に迫る高確率です。

実はこの試合、ブッカーは70得点の大暴れでしたが、他の選手は合計で50得点しか取れず、130-120でセルティックスに負けています。

ハイライト動画を見て頂けると分かりますが、タフショットバスカンがとても多いです。

ブッカー頼みなのでしょうがないですが、、それでもねじ込んでくるところにスコアラーとしてのセンスを感じます。

(参考)1試合での得点記録

1試合の得点記録といえば何と言っても100得点のチェンバレン、81得点のコービーですね。歴代1位,2位はあまりにも有名です。

ではブッカーは個人順位で何番目になるのでしょうか。

個人の1試合得点記録

・1位:100点(ウィルト・チェンバレン):25歳で達成
・2位:81点(コービー・ブライアント):27歳で達成
・3位:73点(デイビッド・トンプソン):23歳で達成
・4位:71点(エルジン・ベイラー):26歳で達成
・4位:71点(デイビッド・ロビンソン):28歳で達成
・6位:70点(デビン・ブッカー):20歳で達成

70得点以上を達成したのは過去5人で、ブッカーは6人目(ランキングも6位)となっています。

なお、ここでは個人の最高得点をランキングにしています。

厳密にいうと、チェンバレンは70得点以上を5,6回達成しているので、「1試合の得点ランキング」にするとまたちょっと変わってくるんですね。

改めてチェンバレンの恐ろしさがわかると思います。

また、ブッカー以外の5選手は、いずれもバスケットボール殿堂入りを果たしています。ブッカーが今後殿堂入りを果たせる選手まで成長するのか、要注目です。

最後に、ブッカーのスーパープレイをどうぞ!

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